2016年9月2日 作品一覧追加・加筆修正

旗を持たねば みなすきぽぷり

※Comic Lo 2014年9月号掲載文（立ち読み無し）

愛娘も成長し、父親を避ける年頃になった・・・そして気づけば妻と離婚。

今や私は社会的地位も無くしただの中年NEET・・・持て余す時間に●学生の旗振り当番を押し付けられている・・・最近のガキ共はあいさつの一つも返さない・・・時代が違うということなのか

「おはようございます」

そんな中一人だけこんな私に挨拶を返してくれる子が居るのだ・・・しかも「美少女」・・・●学生とはいえ美少女に声をかけられるのは気持ちのイイものだな・・・

私は暇を持て余し夕方にはジョギングもしている・・そんな時下校時間の●学生の中に朝の挨拶を返してくれる娘が・・・こちらから声をかけてみよう・・・！

「こんにちは・・今帰りかい？」

（何で逃げるの！？朝のおじだんだよ！ははは冗談きついな・・・）

どうしてこうなった

「挨拶してくれた子がいた？あんたそりゃ学区でやっとる不審者に児童から声かけて抑制する狙いの指導だわ」

この世には救いはないのか・・・？純粋なはずの子供ですらそんな目で私を見るのか・・・！？

ふふ・・・君たちも私のことがやっぱりそう見えるのか・・ならば・・応えてあげよう・・！

ふふふ・・・仲石莉紗子ちゃんっていうのかぁ・・なんで婦●さんにおじさんのこと知らないなんて嘘ついたの・・・？それともおじさんとはまだ知り合いじゃないの？・・だったら

おじさんのおち●ぽと仲良くなって知り合いになろうヨ！

「まったく・・なんなんだこの「タイのさしみ」ってのは・・・！不審者から「タイ」さん・・？面白い歌だねぇ・・莉紗子ちゃんおじさんに歌ってよぉ！！」

タイのさしみ　タイへん　タイへん
タイのさしみ　ぜっタイ　ぜっタイ
タイのさしみ　タイせつ　タイせつ

「くそお！かなわんなっ人の輪だの挨拶しましょうだの言っといて挨拶されたら不審者か・・莉紗子！いまその知らない不審者のち●ぽとセ●クスしてるぞ！ご両親悲しむぞ！」

ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝっ

「莉紗子っ！欲しいわっ！家族に！こんな娘っ！！おおっおじさんの熱々のザーメンイくぞぉおっ！」
みんなも「タイのさしみ」を覚えて不審者のおじさんに捕まらないようにねっ♪

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